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預け先を考える

保育園であるにしろ、個人に預かってもらうにしろ1日の大半を過ごす場所になります。
預け先探しで一番優先させたいのは「子供にとってよい預け先であること」です。

通勤に便利な駅近くの保育園は交通量が多く外に出すのは危ないからと室内遊びばかりだったり・・

広い庭があり駆け回り自然とふれあえる、インターネットで子供の様子を見れる、
英語を教えているなど利用者のニーズにこたえた保育園もできていますので、
子供にとって大切なのは何かをよく考えて預け先を決定することが大切です。

しかし、保育園へ通うのは雨の日であっても、体調が悪くても毎日のこと。
自分ひとりでは何とも思わない道のりも、子供と一緒となると思った以上に負担がかかります。
自分が働き続けやすくするための条件も基準としていれておきましょう。


■主な預け先■
保育園 保育ママ ベビーシッター 幼稚園 ファミリー・サポート・センター

保育園

保育園には認可保育園と認可外保育園があります。

認可保育園は施設の設備、保育士の数、保育内容、保育時間など国が定めた基準を
満たしている保育園です。認可外保育園は認可を受けていないすべての保育施設のことを指します。

認可保育園には市町村区が直営する公立の保育園と、
社会福祉法人やNPO、民間会社が運営する私立の保育園があります。

■保育園の種類と特徴■

認可保育園 認可外保育園
公立 私立 私立
長所 建物や園庭などの設備が整っている。
公立の保育士は公務員なので労働条件がよいため、ゆとりある保育を行っている。
自治体から保育事業を委託されて運営してるので自治体の監査を受けている。 延長保育や0歳児保育を実施しているところもある。 6ヶ月未満の0歳児保育を行っているところが多い。
延長保育、24時間保育、休日保育など融通が利く。
短所 6ヶ月未満の0歳児保育や延長保育を行っているところが少ない。 保育内容が経営者の保育方針により異なる。 園庭がない、保育室が狭い、給食がない、など施設が充実してないところが多い。 保育内容が経営者の保育方針により異なる。
保育料 「保護者(両親)の前年分所得税の合計額」「子供の年齢」に基づき決定 0歳〜2歳は3歳児以上の子供と比べて保育料は高くなる。 同じ自治体内の公立保育園と同じ。 所得に関係なく一律に決まっているが低年齢になるほど高く設定されている。


■入所の条件■
認可保育園への入所は「保育に欠ける状態」であることが入園の条件となっています。
条件を満たしている入園希望者が定員より多い場合は「保育の必要性や緊急性の高さ」で決まります。

両親がそろっているよりもシングルマザー、非常勤よりも常勤、パートで働くよりもフルタイムと
優先順位があり、それに基づいて入園できるかどうかが決定されます。


■保育園を選ぶには■
認可、認可外問わず保育園は見学して決定しましょう。
数箇所を見学し比較検討することをオススメします。

見学は事前に問いあわせて日時を決定します。
保育の邪魔にならないようにし、聞きたいことはあらかじめまとめておきましょう。

 ☆チェックポイント☆
 ・保育室の雰囲気、清潔度、日当たりなど
 ・園長・保育士の子供への接し方、髪型や服装、言葉遣いなど
 ・子供の様子、表情
 ・保育方針、保育内容を具体的に聞いておく
 ・給食の様子
 ・トイレは清潔か
 ・遊具の安全性・絵本の有無・掲示物の工夫
 ・園庭の広さ、植物など


■入園申請■
認可保育園への入園申請は福祉事務所に行って申し込みに必要な書類をもらってきます。
申請書は窓口で年間通して受け付けており、欠員があれば欠員のあった翌月から入園可能です。
ただし、子供が生まれてからでないと受け付けてもらえません。

保育園に入りやすい年度が変わる4月入園の申し込み受付は、他の月と異なり前年の
12月ごろからはじまり、1月中には締め切られてしまうので注意しましょう。

入園希望の保育園は第一希望から第三希望まで書けるようになっています。

どうしても希望の保育園に入れたいからと第一希望だけ記入していると
ここ以外なら入れなくてもかまわないという印象をもたれる可能性がありますので
3つ書いたほうがよいでしょう。

人気のある保育園だから競争率が高いと思い、第一希望を変更するという選び方をする方も
いるでしょうが、第一希望をかなえるという自治体が多いので、一番行きたい保育園を
書いたほうがよいでしょう。

保育ママ

保育士、助産師の資格の有無など、各自治体で定められた基準を満たしてる人が保育ママとなって、
自治体の要請を受けて預かってくれるシステムです。
認可保育園に入園できるまでの0歳児を預かってもらうケースが多いようです。

一人の保育ママが保育する子供の年齢は0〜3歳というのが一般的で
人数は3人までとなっています。保育料や保育時間、保育内容は保育ママにより異なりますので
お願いするときに条件を確認しましょう。

保育ママを探したい場合は福祉事務所に問い合わせて紹介してもらい、
自分で交渉することになります。

■「エスク」■
会員制のボランティア団体です。預ける会員と預かる会員が支援しあって援助活動を行っています。

エスクHP

ベビーシッター

ベビーシッターは保育者が自宅まできてくれて、留守中の子供の保育をしてくれます。
保育園の送迎や、休日出勤になったときに利用するケースが多いようです。

料金は会社によって異なりますが、全国ベビーシッター協会に加盟しているところの
基本料金は1時間1500円前後です。

 ☆ベビーシッターを選ぶポイント☆
 ・責任賠償保険に加入している会社を選ぶ
 ・試験的に2〜3時間お願いして子供への接し方や様子をみる
 ・保育記録の提出の有無
 ・交通費の実費がかかるので自宅近くの人を選ぶ

幼稚園

保育園は0歳から受け入れ可能なのに対して幼稚園は満3歳からになります。
基本保育時間の長さは保育園は8時間なのに対して幼稚園は4時間です。

幼稚園の通常時間の前や後に子供を預かってもらえることを「預かり保育」といいます。
ワーキングマザーにとっては「預かり保育」を実施していないと幼稚園に入れるのは
かなり厳しいと思います。預かり保育の内容や料金は園によって異なるので事前に
確認しておくことが必要です。

幼稚園は夏休み、冬休みなどの長期休暇がありますので休暇の期間の保育は
どうするか検討が必要です。また、保育園は完全給食が原則ですが、幼稚園は
園によってお弁当持参のところもあります。

料金は保育園と異なり、一律となっています。

ファミリー・サポート・センター

厚生労働省から助成を受けて各自治体が設立運営している。
援助を受けたい利用者、援助を行いたい援助者が会員となって相互援助を行い
育児や介護と仕事の両立を支援するシステム。

「残業でお迎えが間に合わないので頼みたい」
「早朝に出勤しなくてはいけないので保育園へ送ってほしい」

といった場合に会員になっているとお願いできます。
料金は地域によって異なりますが、だいたい1時間 700円〜900円 です。

■お問い合わせ■
財団法人 女性労働協会 ファミリー・サポート・センター事業部
 

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